多肉植物

多肉ビギナー必読!多肉を丈夫に育てるコツ

この記事では、多肉植物を元気に育てるための3つのポイントが分かります。

そもそも 多肉植物って何種類あるの?

多肉植物とは、アフリカやメキシコの乾燥地帯出身の、茎や葉に水分をため込んだ植物です。


交配によって様々な品種が生まれ、近年では韓国産の品種も市場に出回っていて、国産の品種と合わせると2万種以上存在するそうです。

日本にも存在する品種が韓国苗というだけで、同じ品種でも価格に大きな差が出ます。

多肉植物を元気に育てるポイント その1 充分な日照

なにはなくとも太陽光!できるだけ長い時間 直射日光をあてましょう。理想は1日6時間以上。

日の出日の入りの時間や太陽の高さは 季節によって変わります。どの場所が一番安定して日光が当たるか、お庭を確認してみましょう。

日照不足だと葉の色味が悪くなってきて、日光を求めて無駄にひょろ長く縦に伸び、弱々しい 体力のない苗になってしまいます。

「ウチはそんな6時間も日光が当たるような理想的な条件じゃないんだよね。」という方もいらっしゃるのでは?

お気持ち分かります。ぽこり家の庭は 周囲の建物の影が伸びてきて、長時間日光の当たる一等地スペースはとても狭いです。そもそも年間通して曇り空が多い地域で、冬になるとさらに日陰に覆われ3時間程度しか日光が当たりません。

ミゾレや雪からも守る対策を講じなくてはいけない、キビシイ条件満載のお庭で 観察と失敗と工夫を重ねながら多肉ライフを楽しんでいます。

多肉植物を元気に育てるポイント その2 水やりの頻度 

人も植物も 「水」がないと生きていけません。多肉は茎や葉に水分を貯蔵していて乾燥に強い植物ですが、まったくお水をあげなければいつかは枯れてしまします。

  • 目安は 1週間に1回
  • 鉢底の穴から水が流れるくらいたっぷりと
  • 水やり後は特に日光にあてる

 

苗の大きさや その品種の生育期が夏型か冬型か、また 鉢の大きさと深さによって状況は変わってきますが、その辺がよく分からない場合は まず上記のことだけ心がけていれば大丈夫です。

「生育期は3日に1度水やり推奨論」もありますが、週1回でも枯れる事はありません。土の表面は乾いて見えても鉢の中は意外と長く水分を保っている場合もあります。

多肉を傷ませてしまう原因のほとんどは、水やり頻度が多すぎるため加湿状態が長く続いて根腐れする事です。水やりはスパルタなほうがコンパクトで丈夫に育ち、冬は鮮やかに紅葉します。

水やり後、さえない天気が続くと徒長(茎が必要以上に間延びする)しやすいので、日ごろから週間天気予報をチェックするといいですよ。

 「この先 数日は晴天が続きそうな直前に」

これが水やりの絶好のタイミングです。

多肉植物を元気に育てるポイント その3 風通し

水やり後は特に、風通しのない環境に置くと カビや雑菌が繁殖しやすくなり、根腐れや害虫がつくリスクが高くなります。

インドアグリーンとも言われる多肉ですが、多肉を健やかに育てたいなら屋外で管理することを強くおすすめします。

屋外で育てていても、湿度が高く菌が繁殖しやすい梅雨時などは、どれだけ配慮していても苗の調子が悪くなってしまったり、場合よっては鉢からキノコが生えるなんて事もあります!(気づくと消滅してます)

また、ホームセンターなどで売っている 家庭用のビニール温室で多肉を管理する場合は、悪天候の日以外はビニールのファスナーを開けて風が通るようにしておきましょう。

密閉状態では想像以上に温度が上昇し、土の中が蒸れてサウナ状態になるので 気をつけたいところです。

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まとめ

  • 長い時間 直射日光に当てる(猛暑日は遮光が必要)
  • この先 晴天が続きそうなタイミングでたっぷりと水やり(目安は週1回)
  • 水やり後は特に できるだけ日光と風にあてる。(屋外管理が理想)

日々忙しく過ごしていると、なかなか多肉の管理が行き届かなかったりしますが 大丈夫、多肉植物はとっても強いので すぐに枯れることはありませんし、そのたくましい姿に元気をもらえます。

真夏や真冬の過酷な季節の管理のコツも この先ご紹介していければと思いますので、また覗いてみてくださいね。

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