センペルビウムの寄せ植え

きっとハマる!多肉植物 センペルビウムの魅力

「可愛い」というよりは「カッコいい」 ロゼット状の葉形が美しいセンペルビウム。地植えでも育つ放置系多肉植物です。たくましくて美しいセンペルビウムの育て方と魅力をご紹介します。

センペルビウムは寒さにとっても強い!

ヨーロッパやロシアの山岳地帯が原産のセンペルビウム。4000種類を超える品種が存在するそうです。耐寒性がとても強く、寒い冬でも屋外で育てられるのが嬉しい。「寒さのせいで枯れちゃったらどうしよう」という不安なく過ごさせてくれるセンペルビウムよ、君たちはなんて強くて優しいのだ。

多肉植物は基本的に 寒さに弱い品種は10度以下で室内へ、ある程度強い品種でも3度以下になると 凍らせないような対策が必要になりますが、センペルビウムは -5度の環境でも屋外で管理できるのです。

地植えのセンペルビウム
↑ ぽこり家の 放ったらかし地植えセンペル軍団。2週間ほど雪に埋もれ続け、ようやく溶けた頃。少し小さくなったけど、春になればぐんぐん調子がよくなる。

雪が降り積もっても平気です。できれば積もらせないほうがいいのかなと思うけど、冬のある朝 庭を見たら積雪30㎝! なんてこともある ぽこり家の庭。

雪が溶けてから地植えセンペルビウムの様子を見たら、特にダメージ受けてないし意外と大丈夫そうね ってことで万事OK。毎年 放ったらかしで冬をやり過ごしてます。( これはあくまでも、私の場合はこういう感じで育てていますよっていう話なので、そのあたりはご了承くださいね。)

気をつけたいのは「真夏の直射日光と暑さ」

真冬の寒さに強い反面、真夏の暑さには要注意です。センペルビウムをうっかり枯らしてしまうのはたいてい夏です。暑さと蒸れによって傷んでしまうのです。最適な置き場所は 風通しの良い木漏れ日が差す半日陰が良い なんて聞きますが、そんな爽やかな木漏れ日 確保できる環境ではありませんよ、ウチは。日なたスペースはすべて直射ですよ。

太陽のイラスト

センペルビウムの鉢をたくさん並べたトレーを真夏の直射日光に当てていて、左半分の鉢は暑さでほとんど傷んでしまったのに、右半分の鉢はラッキーなことに日陰に入っていたためセーフだったこともあります。しつこいですが、真夏の直射日光は要注意です。

午前中だけ日光浴させて 日差しの強い午後から日陰に移動するっていうのも、毎日のルーティーンとしては大変ですよね。なのでオススメの方法は

遮光シートなどで明るめの日陰スペースを作る

夏はこの環境を作って置き場所にすれば、苗が傷む可能性はグンと減ります。遮光シートの代用品として すだれや薄手のバスタオルなども活用できます。完全に光を遮断しない薄手の素材が適しています。

 
ぽこり
真っ暗な日陰は さすがに徒長して弱るのでNG!

気温35度付近の危険な暑さの日は、さっさと日陰に避難させたほうが安心です。人間だって調子悪くなっちゃいますもんね。植物も一緒です。夏以外の季節は積極的に直射日光に当てましょう!

センペルビウム 水やり頻度と肥料は?

センペルビウムは 春秋生育型です。春と秋は土が乾いたらたっぷりお水をあげましょう。生育期にじゅうぶんに水やりをして土に根をしっかり張らせることで、厳しい夏も傷みにくい丈夫な苗になります。

センペルビウムの寄せ植え

夏は「完全に断水する派」もいらっしゃるようですが、私の場合は、様子をみながら時々水やりします。この「時々」の頻度が、苗の大きさや鉢の大きさ、土の乾き具合によって変わるので一概には言えないのですが。水を切らしすぎると、私はなんとなく「カラカラで不健康な状態になるなぁ」と感じるので、夕方 気温が少し下がったタイミングで水やりするようにしています。

冬は水やりをしていません。休眠期なので成長も鈍くなります。成長もせず、不調も来さず、という感じなので。12月~2月までは、鉢植えのセンペルビウムはほとんど水やりしません。外管理なので、風向きと風の強さによっては少々雨や雪をかぶって水分を吸うことがある、そんな程度です。

肥料は、生育期に緩効性肥料を少々施してもいいですが、そんなに栄養分がない土でも丈夫に育つので、肥料はなくても問題ありません。

育て方が上手になってくると(=枯らす苗が減る)手持ちのセンペルビウムはどんどん増えてくるので、置き場所問題の解消も兼ねて 1苗1鉢ではなく、浅い育苗トレーにぶわーっとまとめて植えれば、水やりも移動もラクになります。いかにラクに付き合うかっていうのも、長く育てる上で大切なポイントになってきます。

やっぱりコレが楽しみ!鮮やかに紅葉したセンペルビウム

紅葉したセンペルビウム

寒い冬を乗り越え、日照時間も長くなってきた3月~4月にとっても鮮やかに紅葉します。地域によっては5月上旬頃までは きれいな赤みが残ります。全体が真っ赤に染まる品種もあれば、刃先だけ赤い品種、グラデーションに染まる品種など、それぞれの表情が楽しめます。

「のっぺりした緑のまんま、全然紅葉しないんだけど・・・」という場合は、日照時間が少なすぎる場所に置いていたからかも。その割に水やりが多すぎたという事が考えられます。

今 緑色のまんまでも、置き場所を変えたり、水やり頻度を変えたりと、工夫してみると、少しずつ変わってくると思います。

さいごに

夏の間だけ直射日光を遮り 水やりを控えめにする。ここさえ注意すれば わりと安定して育ってくれるセンペルビウム。ホームセンターやネットショップ、フリマサイトでも気軽に購入できます。いろんな形状があるので、少しずつコレクションして楽しみたいですね!

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